“ギャル語”と“2ちゃん語”についての発作的刹那的考察

ギャル語
「ぁたしゎ」「〜だょ」「ぢぁん」「ナニ(た)」「U(し)」等
2ちゃん語
「だめぽ」「モマー」「なんだってー」等

と、ここでは定義しておく。


まぁ、とにかくキライなわけだ、ギャル語。
頭弱いの丸出しで。
でも2ちゃん語は好きというか、使うわけだ。
ダメと判っているが、割と要所要所で。
2ちゃん用語のがマシ、と本心では思っているが、「どちらも限定層がテキスト上で使う造語、崩し言葉だ」と言われればそれまでだなと、両者を差別化できずに泣き寝入り(まで言うか)していた私。


しかし昨日寝る前に、歯医者でえずきながら超音波洗浄されDeath(私)&Rebirth(歯)でっゃっゃな我が歯どもを念入りに磨いていた時、ようやくピキーンと気がついた。
圧倒的な差があるじゃないか、と。

ギャル語
表記を発音した時に、ギャル語化前と後に差がない。

「ぁたしゎ」・「私は」=「(w)atashiwa」
「ぢぁん」・「じゃん」=「jan」
つまり「単なるひらがなの書き換え・置き換え」。
テキスト上のみで会話上には存在できないもの。
予備知識なしでも理解できる。

2ちゃん語
発生に由来や理由・事件がある。

「だめぽ」然り「なんだってー」然り。
つまり「背景を持った隠語」。
テキスト・会話の両方で使用されうる。
本当に理解するには予備知識が必要。


どちらが奥が深いか、ユーモアやストーリーがあるか、使用に頭を使うか(言いすぎ)。
ギャル語はあまりにひねりがない、「へーそう来たか、面白いなぁ」なんて全く思えない、「そんな単細胞な書き換えだけで何をツウぶってるんだこのすべすべ脳め」「その程度で『オトナには読めないよねー』とかいい気になってんのかこの昆虫が」てな回路でムカつくのだろう、という一応の結論に達したりした。
しかし同時に自分の小姑っぷりも浮き彫りになって実に諸刃の剣。


※04/12/26追記
どうもリンク元を観察するに、数日に1回はyahooの検索からここに飛んでおいでの方がいらっしゃる模様。
同志かはたまた単なる間違いかは定かではないが、1年近く経つ今思う事を何となく追記してみたりする。


「若者」が「大人」に対する叛逆心から独自のコトバ文化の城にこもって日夜宴会を繰り広げ、通りかかった大人がその騒音に眉をひそめるという図式は何も今の時代に限ったものではないし、発展途上の精神には至極自然な「やんちゃ」であるとも言える。 だからその存在そのものを否定してみても仕方のない(大人気ない)ことだ。
が、昨今あまりに痛々しいなと思えるのは、「その言葉は仲間内以外に対して使うべきではない」という自覚がない、TPOが判っていない、自分がその時若者言葉を使える立場にあるのかを考える頭もなく自慢げにそこかしこでティッシュのように簡単な言葉を垂れ流すというコドモ側の問題と、己の商品を若者という弛緩した市場に「売る」為だけに、そのコトバをあたかも新しくハイブロウなものとして取り上げちやほやして、進んでハンパな市民権を与えてしまうオトナ側の問題である。
いや、この二つは結局同じ問題かもしれないが、全くもって品のない悪循環だと思う。


・・・というのはまぁ、通り一遍の一般論であって。
今の私はこの日記を書いた当時よりはずっと「文章」というものとがっぷり四つに組んでいるのでやや効率的に脳内のものを出力できるようにはなっている(つもりだ)が、そうして言う事そのものは平淡になっちゃったのかなぁとちょっとしょんぼり。


ま、それはともかくだ。
要は
「見知らぬ人に相談する時や不特定多数に文章(などと言える代物であることは稀だが)を発信する時ぐらいは標準の日本語使っとけやコラ、ギャル語とか超うぜぇぞこの脳味噌下層民どもが」
「お前らは『ギャル語も使える』んじゃなくて『ギャル語しか使えない』んじゃ、口惜しかったら誰にでも意味の通じる長文(一つの文が100字前後)の一つも書いて先生にマルもらってみろってんだバーカ」
ということです。 うわぁ追記した意味ねぇぇ(笑)

面接

えーと、


解 雇 撤 回


あと一年分の予算を確保したから雇用継続だと。
なんつーアバウトさだ。
まぁ失業は免れたわけだが、最初に思ったのは
「廃人生活アゲインは夢と散ったか・・・」だった(笑)
一年前の専業シ(ュ)ーフ時代があまりに幸せだったからなー。
失業保険出てる間は戻っちゃおうかなーなんて(色んな意味で)甘い夢を見てしまった。


で、転属先希望を聞く面談。
どういう所がいいかと聞かれたので、パソコンが使えますから・・・と言うと
「いやーパソコンって言ってもねー、今大体みんな使えるでしょー」


ほほう?
誰に向かってものを言っているのかな?(笑)


「えーと、こちらに来る前は6年ほどSEというかプログラマーをやっていたので・・・」
「何、SE?」
身を乗り出されましたよ(笑)


募集はかかってるけど敬遠されがちな図書館に決まるっぽいかな。
まぁ図書館好きだし、教授だ助教授だ予算だ合計額だと苦手分野満載の事務よりはるかにいいだろう。
むしろもうちょっと積極的に「図書館がいい」って言っとけばよかったかなー。