集中という技術

お話を作る為には、思い切り自分の中に沈み込まないといけない。
その風景や人は自分の中にいるのだから、当然のことだ。


他の人はどうか判らないが、私の場合はその「沈み込み」ができる環境というのがとても限られている。
積極的に体は動かせず、反応しなければならない情報が目からも耳からも入ってこず、なおかつ考える以外は何もできない、という状況下が一番集中できるらしい。
具体的に言うなら、山手線に立って乗っている時と、入浴中。
どちらも誰も私に話しかけない、目の前に注意しなければいけない映像が入ってこない、ネットを始め頭を使って働きかけられる物が手元にない、という環境である。


家にいるとTVを見てしまう。 ネットをしてしまう。 会社だと当然ながら仕事が来る(笑)。 電車で座ると寝てしまう。 フトンに入っても寝てしまう(笑)。
そんなこんなで、「考える」という行為をする場合、上記2つが最も簡単に集中できる環境だということが判ってきた。


本当はもっともっと集中して書きたいのに、どうもそのへんの自律というか訓練ができていないなぁ、という独り言。


あと、図書館にノート持ち込んで書くというのにも憧れてたりする。
集中できそうなんだけどなー。