独り毒
ファクターは3つ。
①内容が面白いこと
②文章が美しい、巧みなこと
③事実に則していること(ここではゲームシステム)
重要度、評価の順位は
① > ② >>>> ③
である。
文章で言うならば、
- 面白ければ、多少(ここは「多少」)文章が拙くても評価に値するし、システムなどはいくらでも曲げる価値がある
- 内容がいまひとつでも、文章が美しければ目に楽しい。 その中ではシステムの真偽など問題ではない
- 上記のどちらも満たさない文章がシステムまでもハンパに書いたならばもう目もあてられない
うん、前にも似たような事書いたな(笑)
ま、要はあれですよ、気合いの入った書き込み一つもなしに「モルダバ取り合いで連続魔ディアすれば必死さが出る」などという甘ったれた描写にもうガマンがならんわけですよ。
あげくファスキャスあるから白のホーリーにもコンマ1秒でぎりぎり勝つとか小賢しい言い訳をしてきよってからに、ならお前はコンマ1秒以下で手動連続魔のちディアに移行できるのかと、それともマクロにでも組んでるのかと。
取り合いの必死さを伝えたいってあーた、実際に一度でも取り合いをしたことがあればもう連続魔なんか見た時点でハァ?な訳ですよ。
その興醒めが判らない時点で物書きとしては死んでるも同然でしょうと。 しかも実際赤で取り合いしたとか言ってるし。 やっぱり見る者をコケにしてるとしか思えない。
文章に誠意と削り込みのない奴が一番嫌いだ。
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というわけで、自分を鎮めるためにその「甘ったれた」部分をリライトしてみた。
さすがに文体までは変えられないのでここで吐き出してオシマイwww
自分もこういったことが出来るようになったと悦に入りたいのでしょう。
ま、後でこっぱずかしくなったら消しますwww
■■原文■■
(・・・・くる!)
赤魔道士の勘、真髄をとくと見よ
連続魔〜ディア
俺の勘は当たった
岩が3つ三角に並んでいる真中
NMゴブの姿がはっきりとしない内にディアが入った
■■リライト■■
雑念に浸っていてはまた取り逃してしまう。 ふう、と俺は一つ深呼吸をする。
そびえる三本の岩を視界に収めたまま、ゆっくりと意識を虚空に漂わせた。
苛立っていた気持ちが静かな湖面のように凪いで行くにつれ、徐々に頭の中から余計な思考が抜け落ち、ただその舞台となるべき風景だけが今ある全てへと収斂される。
ゆるやかな呼吸。
不要な音を遮断していく耳。
メデューサに止めさせた時は、標的の出現で解き放たれるようプログラムされている。
―――――――――――・・・・・・
半眼に開いた目の前で、その絵の一部がかすかに歪んだ。
来た、と頭で思うより速く、腹の底に響くような音を立てて圧縮された時が俺を囲んで踊る。
歪みがゴブリンの形を取るのと、俺の口が詠唱を飛び越えてディアの力を放ったのとどちらが先だったろうか。
自分めがけて躍りかかるゴブリンの粗雑な動きに視神経を刺激され、ようやく俺の焦点はその標的に結ばれた。
剣の柄に手がかかる―――