D・V・D! D・V・D!

冬休みにつき見たいと思って見損ねていた映画のDVDを山ほど借りてきた。
半分娯楽半分勉強。
でも大掃除とか年始のメシとか実家の云々を考えたらあんまゆっくりした休みじゃないことが判明。
どうすんのこの8枚のDVD。 ああ意地でも見てやる。 順にレビューしてやる。


マッハ ! プレミアム・エディション [DVD]


ワイヤーなしCGなし早送りなしつまり全てがガチアクション。
すごい。 マジですごい。 宇宙ヤバイ
CMなんかでは狭い所で側宙とか車の下をスライディングとかのキワキワアクションが主に取り上げられてたけど、いやそれも勿論ものすんごいんだけど、やっぱり格闘シーンが本当に並じゃない。
軸足を変えずに2回転で蹴るとか最小限の動きでカウンターの肘鉄とか空中回し蹴りで右足を空振らせてその後の左を当てるとか蹴りを蹴りで止め続けるとか、いやぁマンガを地で行く勢いですな(笑)
あと単なるケンカと武道家の違いは節目節目の姿勢にあるよなとか。
一連の動きが終わった後に、ぎゅっと構えが戻って相手をちゃんと見てる。
つーかここまでくるとアクションシーンの勉強になるようでならないかもしらん(笑)


ストーリー的にはまぁややベタというか、ちょっとラストが投げっぱなしのような気もした(特にヒロインの女の子が不幸っぱなしで可哀相)が、まぁこの映画のメインはそこじゃないということで大目に見る。


これ見てムエタイを始める奴とかいそうだなぁ。 例えばおれとか。 嘘。


座頭市 <北野武監督作品> [DVD]


北野武座頭市
本家(?)の座頭市を実は見ていないので、このお話はうんちゃらとかそういう物言いは回避してみる。
でまぁ、今日はアクション消化日にと思ってマッハから続けて見たんだが、いくないね。
血飛沫がCGだったりとか刀そのものがCGだったりとか、いや実際どこまでが最近のスタンダードなのかが判らないから何とも言えないのですが、ちょっと比べてしまった。
あとアクションにおける「動きのバリエーション」とでも言うべき物が少ないように感じた。
マッハの弊害かなとも思うけど、どうも撫で斬り一辺倒だった気が。


でもBGMのビートと農作業や大工仕事の音がシンクロしてるシーンは実に面白い。
あと最後の下駄タップでのシメが意外に違和感がなかった。 遊んでる部分なのだろうが、こういうのがセンスなのかなと思う。