日常の中の言葉達
画像は昨日のブックカバーと栞。
チャームはキリンなのだが、ちょっぴり判りづらいか。
丸カンとかのパーツやら工具やらはビーズアクセの名残で腐るほどあるので、そのうち飾りを自作してみよーかなーとか。 凝り性炸裂。
- 作者: さくらももこ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2001/03/16
- メディア: 文庫
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ちびまる子ちゃんがまぁ、面白いけれども大好きという程ではない、ぐらいだったのと、よくあるネームバリュー(?)に乗ったエッセイの類だろうと思って、ずっとスルーしていたわけである。
ところがまぁ。
しょーもない事をいかにオカシく書くかというスキルにはものごっついものがありますな、この人は。
ある事について、それをいかに「現象的には近いけど事柄としては果てしなく遠い」もので例えてみせて笑いを引きずり出すかとか。
人格のないものに人格を持たせて、その状況を思いも寄らない方向から描写してみせたりとか。
不覚にも相当わらかしてもらいました。 言葉遊びの範疇に入れていいのかどうかは微妙なような気がするが、観察力とか発想力に素直に感服。
お葬式のエッセイで、もう見事なまでに誰にも惜しまれず泣かれず、仕出し弁当のうまさに「ジィさんも初めて人の役に立ったな」と言われる爺さんの「位牌が、少し傾いたような気がした。」というシメは漫画家ならではだなーと思ってみたり。
でもさくらももこが結婚→離婚してたとは知らなんだ。