時間の使い方

kashmi_r2004-07-25

久々に煮え煮えのネタを見た。
「10歳のお遍路さん」
参考:http://www.sokotsuya.com/~penguin/shosai/hondana024.htm


抜粋。
30の息子さんを過労で亡くした祐子おばあちゃんは、当時3才の孫(その息子さんの子供)のよっくんを連れてお遍路を始める。
するとよっくんはお寺遊びに目覚め、3才にして寺の名前やご本尊や真言などをそらで言えるようになる。
10才となった今すでに八十八箇所巡りを14回まわり、お遍路さん達の案内役でありアイドルとなっている。
祐子おばあちゃんは本を出版し、よっくんはカレンダーにもなった。


これを見た瞬間「やっぱお遍路に『ハマっちゃう』ような人達はアホだ」と思った。
よっくんに「何で八十八箇所巡りをしているの?」と聞くと、袋から父親の写真を取り出し「お父さんの供養」と答える。


遊び盛り学び盛りの10才の男の子が、ジジババに囲まれてお遍路巡りで鼻高々!?
お遍路が悪いとは言わない。 が、他にも山のようにやることのある幼い少年が生活の時間を割いて延々とやるようなことではない。
彼の父親がそんな事を望んでいるとは到底思えない。
例えば私が、自分の死により子供がそんな生活を始めたら死んでも死にきれない。


八十八箇所巡りに詳しかろうが、そんなのは電車小僧のお遍路版なだけだ。
彼を取り囲む大人達は即刻彼をハンパに祭り上げおもちゃにすることをやめ、彼を彼の年代の世界へ返してやるべきだ。
日○る○君とその周辺のような気味の悪さを感じる。


いいかげんにしろ、バカ大人。